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あのね帳

文章の練習

【FF15レビュー】友だちとザリガニ釣りにいく感覚で世界を救ったばかりに世論に叩かれた男・ノクティス【湘南乃風を聴け】

 はじめに断っておく。ぼくは『FF15』が大好きだ。『FF15』と新垣結衣が崖から落ちそうになっていたら、一瞬悩んで新垣結衣を助ける。それくらい好きだ。いや、さすがにそこはガッキーを取る。国の宝だぞ(それをいったら、『FF』は世界の宝なのだけども)。でも、一瞬は悩むんですよ。脚を踏み出すのがワンタイム遅れる。もしかしたら、そのコンマ1秒が原因でガッキーを助けそこなってしまうかもしれない。それでも迷ってしまう。なぜなら、『FF15』が大好きだから。

 

 で、なんで『FF15』が好きなのかといえば、「大学生の夏休みに友だちとレンタカー借りて旅行すんの、楽しくないわけがないですか?」ということだウェイ。ウェーーーーーイ。 ……すみません。パリピのふりしてすみません。根暗なオタクのくせに車で海を目指してすみません。ビレバンで“90年代生まれの思い出ヒットソング”みたいなカバーアルバム買ってすみません。湘南乃風にめちゃめちゃ盛り上がってすみません。“レンタカーで海を目指す”という特異な状況は、根暗なオタクに「美味しいパスタ作ったお前 一目ぼれ」と歌わせるのである。それくらい楽しい。『FF15』の旅は、終盤までそのテンションで続いていく。楽しくないわけがないでしょうが。

 

 『FF15』をプレイしていて、楽しさのピークは何回かあったのだが、もっとも強烈だったのは、海沿いの大きな町“レスタレム”に着いたときだ。厳密にいえば町に着く直前の“トンネルを抜けた瞬間”である。山腹を貫く長いトンネルを抜け、空と海の青色がぱっと眼前に広がるその刹那、けたたましい叫び声が寝ているノクトを叩き起こす。

「ねえノクト!! 海だよーーーーーーーーー!!! みんなで写真撮ろうよーーーーーーー!!!!!!」

 ここが最高。プレイしたことが無い方に説明すると、これはプロンプトというカメラ小僧の台詞です。一時期SNSにめちゃめちゃアップされていた写真、あれは全部コイツが撮ってる。もうね、プロンプトを「愛しい」と思いましたもん。「いとおしい」ではなく「いとしい」。恋愛感情のLOVE。そうだよね。こんなきれいな景色を見たら、みんなで写真撮りたくなっちゃうよね。

 プロンプトはアホで空気を読めないが、こういうアホがパーティーにいるからこそ、自分も頭をからっぽにして旅を楽しめる。からっぽになった頭の中では、湘南乃風が海に向かってタオルを振り回している。「ウォッ ウォッ ウォッ ウォッ」と、オタクには発音できない声で合いの手を入れながら。

 

 こうしてピークに達したテンションに、他の仲間たちが薪をくべる。「さて、昼飯はなんにしようか?」と飲食街をウロついていると、うまそうな親子丼の屋台を発見。ここでまたアホのプロンプトが「あれ食べたーい!!」と叫ぶと(親子丼は彼の好物である)、料理係のイグニスが「あれなら俺にもできそうだ」とレシピをメモし出す。おいおい、今夜の晩飯はイグニスの親子丼かよ~~~!!! 超楽しみ~~~!!! と盛り上がる一行。昼飯の話をしていたはずが、いつの間にか晩飯の話になっている。自由すぎる。でもそれでいいのだ。旅って、青春って、自由なものでしょう?

 

 しかし、その盛り上がりに水を差す男が現れる。グラディオである。普段は気のいい兄貴分なのだが、エスタルムに着いた瞬間、こいつは図体のでかい駄々っ子になる。

「俺、やっぱり親子丼は食わねえ」

 おい、急にどうした? もう俺たちは親子丼の口なんだよ。さっさとチキン野郎(コカトリス)を狩りに行きたいんだよ。他のメンツは口々に不平を言う。お前、卵アレルギーだっけ? でも、カップヌードル大好きじゃん。あれにも卵入ってるっしょ?

 そこで皆はっと気がつく。カップヌードル。そう。あの魔の食い物がグラディオの精神を子どもに揺り戻した。奴は見つけてしまったのだ。エスタレムに鎮座まします“カップヌードル専門店”を。

「晩飯はカップヌードルにしようぜ」

 大喧嘩が始まる。なんなんだこいつは。確かにカップヌードルは美味い。美味いけども!! いまは!! 違うだろ!! このグラディオという男はマジの中毒患者なので、最高のカップヌードルを作るために、“ちょい足し”用のベヒーモスの肉を狩りに行くというクエストまで存在する。

 それは“ちょい足し”とは言わない。

 バラエティ番組のコーナーで「カップヌードルにちょい足しして美味しいものランキング、第1位は、ジャングルに生息する人食い虎の肉でぇ~す!!」ってやりますか? やりませんね。BPOに消されますね。

 しかし、それが楽しい。何でも知っていると思っていた親友の意外な一面が垣間見える。遠く離れた地は、人を無防備にするものだから。そしていつの間にかプレイヤーは、強くて、カッコよくて、でもそれ以上に弱くてカッコわるい、等身大の彼らが大好きになっている。少なくともぼくはそうだった。「『FF15』は好きじゃない」という方の多くは、きっとこの4人を好きになれなかったんだろうな、と思う。それが残念で、他人事ながらとても悔しい。

 

 じつは、ぼくは「この4人を好きになれない」という意見も分かってしまう。そして、その原因が『FF15』のストーリー構造の歪さにあることも。

 FF15の旅は楽しい。楽しすぎるのだ。……主人公たちの抱えている悲劇・使命は非常に重たいというのに。

 ノクトは敵国に親を殺されたばかりだ。もしかすると、他のメンバーもそうかもしれない。彼らの使命は国を救うこと、そしていつしか世界を救うことになっている。だというのに彼らは、やれ海だ、やれ親子丼だ、やれカップヌードルだと、“緊張感”という感情が欠落しているようにすら感じられる。

 そのギャップは、彼らを時として年齢以上に幼く見せる。“旅行中の大学生”ではなく、“ザリガニを釣りに行く小学生”に重なることがある(実際に釣りするし)。

 

 FF15のゲームとしてのおもしろさは“自由気ままな4人旅”にある。そしてストーリーのおもしろさは“重厚な戦争物語”に。ロードムービーと戦争映画を同時に見せられているようなちぐはぐさ。

 ただ、これら2つの線は決して交わらないものではなかったはずだ(たとえば、父親が殺されるのは、旅を楽しみつくしてからでもよかったのではないか)。しかし、入射角が少しずれていたばかりに、歪なストーリー構造が生まれてしまった。気になる人には、どうしても気になってしまうのだろう。

 

 だとしても。だとしても、である。ぼくは『FF15』が大好きだし、正直に告白すると結末には泣いた。『FF15』のエンディングもまた、仲間たちを好きになれたかどうか、旅を楽しめたかどうかで、全く印象が変わるものになっている。

 『FF15』のノクティスは、友だちとザリガニ釣りにいく感覚で世界を救ってしまったばかりに、一部から叩かれてしまった主人公だ(正確には、プレイヤーからはそう見えてしまった、ということであり、実際の彼は年相応以上に成長している。果たして最後の決断は、10代やそこらの若者に下せるものだろうか)。

 本作は、プレイヤーに能動的な“楽しむ姿勢”を要求するタイトルだ。『FF』でいうと、『8』や『12』に近いかもしれない。『8』は独特の強化システムを理解できるか、『12』は奥深いガンビットシステムを使いこなせるか、そして『15』はノクトたちの一員としていっしょに旅を楽しめるかどうか。これらの条件をこなせたかどうかで、評価の振れ幅は真逆になるといってもいい。

 

 というわけで、『FF15』を遊ぶときには、植松伸夫ではなく湘南乃風を流しましょう。いや、湘南乃風っていうのはたとえの話で、自分が大学生のころ、リア充たちが車中で盛り上がっていたであろう世代直撃のBGMってことです。だからプロンプト。いくら好きだからって“ビッグブリッヂの死闘”を流そうとするな。ゲームをやらないイグニスとグラディオが引いてしまうぞ。え、めちゃカッコイイなこの曲? だよね!!

鏡張りのウユニ塩湖に映るパンチラを激写してみた話

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 たまたま開催されていたお祭りの仮面を買ったんだけど、これが笑ってしまうほど怖い。

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 ぼくみたいな根暗野郎はこのアイテムを装備しておけば誰からも話しかけられなくなるので超便利だ。確実に呪いのアイテムだし、「クレイジー・サイコ・ピエロ」みたいな名前のモンスターと間違えられて通報される危険性があるから全くお勧めはできないけど。

 

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 僭越ながら、世界に散らばるバックパッカー男子を代弁して一つだけ叫ばせていただきたいことがある。決してバックパッカー男子を代表する格好ではないのだが、人間は中身こそが大事である。

 

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 マスクを取って思い出したが、ぼくの中身は根暗なオタクだった。大学の仲間内では「貧弱なボウヤ」と呼ばれている。こんなぼくにバックパッカーを代表する資格があるのだろうか。いや、たとえ後ろ指を指されようとも、声を大にして叫ばなくてはならない時が男にはある。ぼくは今日、ボウヤから男になる。

 

バックパッカー男子が抱える悩みとは?

 

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「人目を気にせずエロ動画が見たいよ〜〜〜っ!!!」

「相部屋ばっかで一人の時間が無いんだよ!!!奮発して個室に泊まったときに限ってwi-fiがクソなのなんでなんだよ!!!」

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「せめて!!!せめてエロ画像が見たいよ〜〜〜っ!!!!」

「撮れたてピチピチのパンチラがみたいよ〜〜〜〜っ!!!!」

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・・・ん?

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「アワワワワワワ〜〜〜〜〜!!!!ここ鏡になってますや〜〜〜〜ん!!!!」

「撮れてしまう!!!パンチラが撮れてしまう!!!!!」 

 

撮影開始

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 というわけで、スカートを履いてきた。ちなみにパンツは白である。白い雲。白い大地。白い下着。

 

 女子のパンツを想像したスケベな皆様におかれては「お前が履くのかよ。ゲロ吐くわ」とご不満のことだと思うが、ジャポンの立派なネット回線で好きなだけxvideoを楽しめるんですからぐっとゲロを飲み込んでください。ぼくだって心では泣いているのだ。ウユニの塩水は涙の味がした。

 

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 さて、ご覧のようにただ立っているだけではスカートに遮られてパンツが見えない。

 しかし、「大自然の力」に「人間の知恵」が合わされば、越えられない困難など存在しないはず。ここはスカートを短く履いた上で、脚を広げてジャンプしてみたい。「人間の知恵」の側、我ながら頭が悪すぎる。

 

 

 

 

 

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「お前が深淵を覗くとき深淵もお前を覗いているのだ」

 

 残念ながらパンツは写らなかった。曇り空で薄暗い事もあり、深くて暗い闇を覗き込んでいるような気分になる。海外まで来てこんな格好をして、心がダークサイドに堕ちかけているのは確かだろうが。

 どうやら光量が足りないようなので、こちらのライトをパンツに挿入してみる。

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 「足りてないのは光じゃなくて恥じらいでは・・・?」という声が聞こえてきそうだが、一番不足しているのは常識だ。

 

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 途中、ライトの位置取りに失敗して「おちんちんが発光する人」になるなどのアクシデントもあり撮影は難航。この辺りで寒さが限界に達し、空も陰り始めたため、一旦引き上げて天気の回復を待つことに。

 ホテルに戻って他の日本人旅行者と一緒に晴れるよう祈っていたのだが、ぼくの形相があまりに必死だったようで、「よっぽど鏡張りが見たいんだね」と笑われてしまった。すいません。ぼくが見たいのは鏡じゃなくてパンツです。

「お願い神様・・・。どうか晴れさせてください・・・!!」

 

 そして数時間後・・・

 


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これ以上無いくらい晴れた。ありがとう、スケベな神様。

これならライトを使わずとも光量は充分足りるはず。

スケジュール的に撮影のチャンスはこの日がラスト。絶対に成功させたい。

 

 

 

 

 

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「パンチラ〜〜〜っ!!!水揚げされたばかりの撮れたてのパンチラだよ〜〜〜〜っ!!!」

 

 夢の果て

 こうして、苦労の末にパンチラを撮影する事に成功した。 

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 南米諸国では、トイレに紙を流すことができないため、使用済みの紙は備え付けのゴミ箱に捨てるスタイルが主流だ。効率を求めるトイレットペーパー派の諸兄は、うっかり流してトイレを詰まらせてしまうことのないよう、充分に気をつけて欲しい。

 では、また。

 

 

家電製品の擬人化を見るたびに、電子レンジの一人称は「朕」にするべきだと思う

 電子レンジが壊れた。

 「食」の全てをコンビニ飯に頼っているぼくなので、チルド弁当や冷凍食品を食えない世界は色を失い、あらゆる景色は温め不要のおにぎりと同じ白黒に見えた。ぼくがV系バンドのボーカルだったら、「世界ガ壊レタ」みたいな歌詞をルーズリーフいっぱいに書き殴っては消してを繰り返し、ベースあたりから本気で心配されていたことだろう。

 「壊れた」と一口に言っても様々なケースがあるが、うちのレンジの場合は、あたためがスタートして2秒ほどで電源が落ちてしまう。液晶にエラーコードが「H97」と表示されたので、型番と一緒にググってみると、なんと便利な世の中だろうか、エラーの原因がまとめられたページが出てきた。以下、コピペである。

 

 (レンジ作動中、インバータ基板の作動信号がマイコンに入力されない時。)インバータへのAC100V入力(スイッチ・リレー・制御回路)・ インバータへの制御信号・ インバータの作動信号・ インバータ基板(発振不良・高圧不良・作動信号)・ マグネトロン(ヒータ断・アノードーカソード間絶縁不良および発振不良)※H97表示の場合、再作動させるとH98表示に変わることがあります。

 

 一瞬でぼくは新しいレンジの購入を決めた。よくわからないが「ご自分での解決は無理です」と遠回しに言われていることだけは即理解できた。

 

 すでに電子レンジは「母親」に近しい存在まで昇華していた。一台の家族を失ったぼくには、悲しみの時間、すなわちフロイトのいう「喪の作業」が必要かもしれないと思った。新しいレンジが届くまでの束の間の時間、動かなくなった小さな箱を抱えて眠ろうかとも考えたのだが、マイクロウェーブとかなんか人体にヤバそうなのですぐに捨てた。

 

 「レンジがお亡くなりになった。ち〜ん」って書き出しにしようかめちゃめちゃ迷ったけど、絶対に止めて正解だったな。

ミュウの住処!?ポケモントレーナーよ、地球最後の秘境・ギアナ高地を目指せ!!【詳細な行き方ガイド付き】

PokemonGO ポケモン ギアナ高地

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 ついに日本でもリリースされたPokemonGO。初代から XYまでほぼ全作プレイしているポケモンフリークスとしては、SNSの盛り上がりを見ているだけで嬉しくなってくる。小バエを捕まえるためのルアーモジュール(めんつゆトラップ)を設置するのに忙しくて、あまり遊べてはいないのだけど。

 

 PokemonGOの最大の魅力は、ポケモンの世界を実際に冒険しているような感覚を味わえることだと思う。子供の頃に持っていた、空想と現実をない混ぜにしたような物の見方。それを最新のAR技術によって取り戻すことができる。PokemonGOは大人が「ポケモンごっこ」を遊ぶためのツールなのだ。

 先日、仕事を辞めてポケモンマスターを目指す旅に出たトレーナーの話がニュースになっていた。なんて贅沢な「ごっこ遊び」だろうか。これを読んでいる皆さんの中にも、そうした生き方を心のどこかで羨ましいと感じてしまう人は少なくないと思う。 

 

 かくいうぼくも、ゲームのような冒険への憧れが捨てきれず、今年の頭に南米大陸一周旅行を達成したばかり。バックパックを背負って、鏡張りのウユニ塩湖やアマゾンのジャングルなど、様々な絶景を巡ってきた。

 一人旅というとアウトドアの極みのようで、ゲーマーからは最も遠い趣味に思えるかもしれない。けれど、それまでプレイしてきたゲームのBGMを聞きながら見知らぬ土地を歩いていると、本当にゲームの世界に入り込んだような感動を味わうことができる。

 

 そんなゲーマーならではの旅を楽しみ尽くしたぼくが、ポケモントレーナーの皆さんの冒険の舞台にぜひオススメしたい土地がある。それは、幻のポケモン・ミュウが発見された場所。「地球最後の秘境」と呼ばれるベネズエラギアナ高地だ。

 

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ギアナ高地 - Wikipedia

 

 テプイと呼ばれるテーブル状の山々には太古の自然が今でも残されており、クリスタルで出来た荒野や巨大な洞窟など、まるでファンタジーに登場するような夢の景色が広がっている。

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 もちろんミュウが発見されたってのはゲームの設定の話だ。昔のポケモン図鑑は世界観がハチャメチャで、実在の地名が度々登場していた。  

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かわいそうなインドぞう

 

 恐らくギアナにポケストップは存在しないし、そもそも拠点の町を一歩でも出れば電波も届かない。ポケモンを捕まえるには全くの不向きだ。けれど、もしかしたらデータじゃない本物のミュウに会えるかもしれないって考えたら、すっごくワクワクする。それに、侮蔑メガネことやくみつる氏の発言にも一つだけ共感できることがあって、自分の双眸で直接見渡す大自然の絶景は、確かに液晶に映る画像の何倍も美しくて、かけがえのない思い出になる。

 

 というわけでここからは、無責任にも、ギアナ高地の冒険のハウツーを紹介したい。

 

ギアナ高地ってどこにあるの?どうやって行くの? 

 ギアナ高地ツアーの拠点は、南米大陸北部の国ベネズエラ

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 まず初めに言っておくと、日数にしておよそ7〜14日。予算にしておよそ20万円くらいあれば、ギアナ高地の冒険は可能だ。

 ベネズエラへの直行便は無いから、アメリカやドバイを経由して向かうことになる。もちろん日本の旅行会社を使うのが一番簡単だけど、いかんせん料金が高いので、個人旅行で行くためにはどうすればいいのかを解説する。

 まずは、スカイスキャナー(https://www.skyscanner.jp)や、イーツアー(http://www.etour.co.jp/discount/sam/ve/)を使って、首都カラカスへの往復格安航空券を購入する。ちなみに、飛行機に乗っている時間だけで往復40時間くらいかかる。

 次は現地ツアーを組む。ギアナ高地は国立公園に指定されていて、ガイドの同行無しでは入ることができないからだ。ツアーには大きく2種類があって、一つはセスナとボートでエンジェルフォールと呼ばれる巨大な滝を見に行くツアー。もう一つは、テプイの一つであるロライマ山を徒歩で登るトレッキングツアーだ。前者は1泊2日から2泊3日、後者は5泊6日のツアーが多い。どちらもこのサイト(http://www.hike-venezuela.com/en/site-roraima.html)で予約することができる。後述するが、ベネズエラは通貨が不安定なので、日本からでもクレジットカードで支払いができるのはポイントが高い。上で紹介した旅行会社のツアーは、サンタ・エレナの町が拠点になっているので、空港のあるカラカスからサンタ・エレナへの航空券や宿泊先も一緒に手配してもらおう。(カラカスの治安はマジでやばいので、必ずバスではなく飛行機を使うこと。空港からも出ない方がいい)

 ぼくが参加したのはトレッキングツアー。最初の2日間はサバンナを歩いてロライマ山の麓を目指す。3日目にロライマ山を登り、4日目は山頂を散策。最後の2日間でサンタ・エレナまで帰ってくるという内容だ。この行程はどのツアー会社もほとんど変わらない。食料やテントはポーターの人が持ってくれるので、自分は着替えと寝袋だけ背負って歩けばいい。暑さと長さでかなりキツい旅路になるが、根暗野郎のぼくでもなんとかなったし、女性やおじいちゃんの参加者もたくさんいたので、体力の心配は要らない。必要なのは根性と勇気だけだ。余談だが、ゲームの主人公って大変なんだな・・・と、帰国してから遊ぶドラクエの勇者に無駄に感情移入できる。

 

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言語や通貨、治安について 

 ベネズエラ旅行のハードルを上げているのが言語・通貨・治安だ。まず言語だが、街中ではスペイン語以外は全く通じないと思った方がいい。そんなわけで、ガイドさんも英語が堪能という人は少ないから、自分の英語力を不安に思う必要は無い。中学レベルの英語が話せればなんとかなる。ただ、挨拶などの簡単なスペイン語は話せるようになっておこう。

 

 次に通貨と治安だが、これに関しては以前書いた別の記事を読んでもらいたい。

【南米旅行記9】vsベネズエラの悪徳警官 ドルを密輸して大金持ちになりたい話

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 大金持ちになって、夢の札束ライフを楽しもう。

  ベネズエラの情勢は、日に日に歪みを大きくしている。特に、首都カラカスの酷さは目を見張るものがある。以前は「夜間は絶対に出歩かないように」程度の注意喚起で済んでいたものが、外務省の海外安全ホームページでも、危険度が「不要不急の渡航中止」レベルに上がっている地域もある。サンタエレナは比較的治安も良く「十分注意」の範囲におさまってはいるが、危険であることに変わりは無い。ハンターハンター暗黒大陸にでも赴くつもりで、念入りなリスク管理の上で渡航するべきだ。「観光」ではなく「冒険」に行くのだと肝に銘じること。

 

 もしもこれを読んでギアナ高地へ行く気になったのであれば、もっと具体的なアドバイスができると思うので、twitterやコメント欄で気軽に相談してもらえればいくらでも答える。ただ、最初にも言ったが、何が起こっても責任は取れない。申し訳ないがご了承いただきたい。

 

最後に

 ぼくはゲームが大好きだ。けれど、やり込めばやり込むほど「自分は時間を無為に過ごしているんじゃないか?」と、ゲームをどこか冷めた目でみるようになってしまった。そんなぼくが、ゲームを再び心の底から楽しめるようになったのは旅のおかげだ。実際に世界を旅したことで、自宅にいながら冒険の感動を味わうことのできるゲームの素晴らしさを改めて感じることができた。旅にはコストがかかる。金銭的にも、時間的にも。決断するには大きな勇気がいるだろう。でも、今ならPokemonGOがあなたの背中を後押ししてくれる。旅に出よう。人生という壮大なタイトルの主人公はあなた自身なのだから。

サイボーグ・ペーパードライバー

 電車、難易度鬼ムズじゃないですか?

 

 待って欲しい。帰らないで欲しい。そして、可哀想な人を見る目を向けるのをやめて欲しい。

 

 ぼくは電車に乗るのが下手だ。

 財布を家に忘れて改札から出られない醜態を晒したこともあるし、電車内に置いてきてしまったスーツケースは二度と戻ってこない。進行方向を間違えて終電を逃しかけるなんてのはしょっちゅうだ(不良のレッテルを貼られた空条承太郎みたいな言い回しになってしまった)。

 そんなわけだから、東京に遊びに行く度に、誰かしらに心配や迷惑をおかけしてしまい、とても申し訳ない気持ちになる。

 完全にぼくがポンコツなのがいけないのだけど、一つだけ言わせて欲しい。電車に乗るという行為には、頭に入れておかねばならない情報が多すぎる(と思っているのはぼくだけですか?)。例えば、suicaの残高とか、終電の時間とか、駅までの距離とか、ハッテン場として使われている駅構内の危険なトイレとか、、、東京は愛せど田舎者には煩雑過ぎる。

 

 電車じゃなくてバスを使うか?いや、バスの方が難しいな。お金を出すとき、金額を確かめる運転手さんの眼光が鋭すぎて、間違っていたらあの馬鹿でかいハンドルで殴り殺されるんじゃないかと不安になる。常にタクシーで移動するか?自分で扉を開けようとして毎回怒られるからタクシーも怖いな。運転手がいる乗り物は無理かもしれない。どうやって移動すりゃいいんだ。歩く歩道なら大丈夫か。歩く歩道から降りるとき、足を出すタイミングが分からなくて、「あっ、ああっ」て転びそうになるんだけど、これ「運動神経悪い奴あるある」だと思ってたらぼくだけだった。

 

 ああ、ベビーカーに帰りたい。

 人間、日記に夢(寝ている時に見る方の)の話を書いたら終わりだと思う。やくみつるじゃないが、現実は面白い事象に満ちているのに、ネタを探す努力を放棄し、いくらでも脚色の出来る夢について書くなんて、自分で自分をセンス無し男だと言っているようなものだ。センス無し男ですみません。今日は夢の話をします。

 

 最近、暑さで眠りが浅いのか、悪夢に苛まれることが多い。心根がデブのぼくは夏が苦手で、エアコンをつけずに寝るとかなりの高確率で悪夢を見る。幽霊に襲われたり、怪物に襲われたり、ゾンビに襲われたり。ふざけるな、どうせ襲われるならスケベな女性に好き放題される夢を見してくれと、ToLOVEるを枕に挟んで寝たこともあったのだが、殺人鬼にラッキースケベかましただけだった。そんな悪夢のプロであるぼくなので、並大抵の悪夢じゃ恐怖を感じなくなったのだけど、昨日見た「生乾きの洗濯物からキノコが生える夢」はマジでめちゃめちゃ怖かった。平和な日本に暮らしてるぼくらにとっては、リアリティの差で 死の恐怖<日常的な恐怖 なのだろうか。

 

 ……いや、「なのだろうか」じゃないんだよ。部屋にキノコが生える夢にリアリティを感じるって、どんだけだらしない生活を送ってるんだ。反省しろ。

舐舐催眠

 頭の悪いバナー広告が好きだ。

 これ、2年前くらいから言っているのだけど、最近やっと「頭の悪いバナー広告」だけでも人に伝わるようになってきた。フォーマットが多用されるようになり、知名度が向上したということだろう。話が早くて助かる。 頭の悪いバナー広告代表の「ペロペロサイミン」も、草葉の陰で喜んでいることだろう(「ペロペロサイミン」は2016年8月でサービス終了らしい)。

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 頭の悪いバナー広告代表選手

 一時期、 DMM開発のブラウザ版モンスターハンターにもこれと同じフォーマットが使われていて、無駄に扇情的なモンハンの広告を見ることができた。「かわいくてHな装備の女の子ハンターがたくさん登場します。どうぞ、私たちの村をお救いください」みたいな文章だった。めちゃめちゃ点滅してた。   

 

 昨日、友人たちと食事をしていて、話の流れから、好きな「頭の悪いバナー広告」を言い合うことになった(どんな流れだ)。

 その際、「全身ボディペイントで就職面接に行くエロ漫画」の話を出したところ、その場にいた全員に即座に分かってもらえた。

 これって冷静に考えると凄いことで、5、6人の趣味の異なる人間が集まった時、全員が分かる漫画って「ワンピース」や「スラムダンク」のような名作と呼ばれる作品くらいなんじゃなかろうか。そこまでは行かなくとも、アニメ化された人気タイトルくらいの認知度はあるはずである。

 というわけで、twitterを使ってアンケートを採ったところ、「頭の悪いバナー広告」で宣伝されている漫画は、ジャンプの中堅漫画くらいには認知されていることが分かった。

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 「ワールドトリガー」にとっては、とんだ風評被害である。

 

 某ITベンチャーに新卒入社した友人が、バナー広告のアルゴリズムを開発する部署で働いているらしい。これからも、世の中をますます馬鹿馬鹿しくしていって欲しいものである。